趣 旨

インターネットに代表される情報通信サービスは、現在ますます加速する状況にある。 個人や会社組織においての情報化は勿論のこと、特に今後、社会での活躍が期待されている、NPO団体をはじめとする市民活動団体における情報化は、その活動の効率化、広域化を推進する上で大きな力になると考えられる。

1995年の阪神淡路大震災では、電話回線が多数の接続要求のためパンクし、数日間発信規制が実施され通話不能の状態が続いた。また、数年前には東京で地下に埋設された電話網が豪雨で水没し、銀行のオンラインシステムの停止やオフィスビルの停電が発生し、経済活動が一時停止に追い込まれた。これと同じような災害が起こった場合、その情報不足と情報システムの停止やパンクは明白である。

現在、電話回線やケーブル回線を使った情報サービスが主流である。しかし、前述のような災害に強い情報ネットワークを構築するには、既存の回線では限界があると言わざるおえない。 そこで今、注目されているのが無線を使ったネットワークである。
この無線を使ったネットワークでは、広域ネットにできる事と通信速度が速いため、相互の映像通信が可能である。この利点を生かし、これを防災ネットワークとして機能させる事により、緊急時にはボランティア本部としての役割を担う事ができる。災害は突発的に起こる。 日頃から災害を意識するために、通常は防災を中心としたボランティアネットワークとして活用する事により、災害時に有効なインフラになると考える。

我々の活動としては、まず愛知県内でこのボランティアネットワークを広めるとともに、防災無線ネットワークモデル地区となる事を目指す。また、これと合わせて、情報ネットワークを活用して、パソコンやインターネットに関する啓蒙活動。地域情報の利用や提供を促し、地域の活性化を図る活動。そしてNPO団体を中心として、企業と行政そして一般市民とのパートナーシップを持つ事により、新しい形の地域ネットワークを形成していきたい。
これらの活動を推進させるべく、特定非営利活動法人NPO愛知ネットを設立する。

 

特定非営利活動法人NPO愛知ネット
設立代表者 天 野 竹 行